フィギュアスケートのアイスダンスの選手として活躍していた「クリス・リード」さんが、米デトロイトで逝去されました。
30歳という若さでした。
その死因は「心臓突然死」…漢字を見てもなんとも怖いものです。
心臓突然死によって、命を落としてしまうケースが後を絶ちません。
外見的に健康な若い運動選手では、推定で100,000人に3人の頻度で、不整脈を突然発症して、運動中に突然死するケースが報告されています。
そこで今回は【心臓突然死とは?クリスリード30歳で早すぎる死、男性は女性の10倍の発症率!】ということについてまとめてみました。
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心臓突然死とは?
#フィギュアスケート の #アイスダンス 選手として10年バンクーバー五輪、14年ソチ五輪、18年ピョンチャン(平昌)五輪に出場した #クリス・リード 氏が日本時間15日午前0時20分、米デトロイトで逝去されました。30歳でした。死因は #心臓突然死 でした。#figureskatehttps://t.co/YpobCfTOcb
— 【特集】壁超え@日刊スポーツ (@nikkan_kabekoe) March 17, 2020
人間の活動に必要な酸素や栄養を運搬するのは血液であり、心臓は、その血液を身体のすみずみまで送り出すポンプの役割をしています。
正常な成人の心臓は、このポンプの働きを1分間に約60~80回収縮して、血液を送り出しています。
しかし、何らかの問題で、それは正常に行われなくなってしまいます。
心臓突然死は、その字のごとく突然亡くなってしまいます。
なので、医学的な心臓突然死の定義として、発症してから死亡まで24時間以内とされていて、この心臓突然死で年間5万人以上もの方が亡くなっています。
また、この心臓突然死は、女性よりも男性に10倍多くみられます。
さらにリスクが最も高いのは、米国では「バスケットボール」と「フットボール」の選手、欧州では「サッカー」選手となっていますす。
クリス・リードとは?
クリス・リードさんは、米国で1989年7月7日に生まれました。
父が米国人、母が日本人で、故郷はミシガン州のカラマズー市でしたが、競技開始は東京の二子玉川でした。
最初は米国のノービス大会に出場していました。
クリス・リードさんは、10年バンクーバー五輪、14年ソチ五輪、18年ピョンチャン(平昌)五輪に出場し、いずれも日本勢の過去最高成績を挙げていました。
身長は185センチ、体重は78キロという体格を生かしたダイナミックな演技を披露し、世界の舞台で活躍しました。
昨年12月31日に現役引退を表明し、YouTubeで「氷の上で演技できなくなることが寂しい」との動画を公開し、それから3カ月弱の出来事で、 あまりにも突然過ぎました。
心臓突然死の原因は?
心臓突然死の原因としては、急性心筋梗塞、狭心症、心筋症、心不全、不整脈、弁膜症などがあります。
特に心臓突然死の中で多いのが「急性心筋梗塞」であり、狭心症を含む虚血性心疾患は、食生活の欧米化に伴い増加傾向にあります。
一般に、運動中の突然死の原因は、若い運動選手と高齢の運動選手ではまったく異なります。
しかし、いずれの運動選手でも、喘息、熱射病、運動能力向上薬やレクリエーショナルドラッグの使用が、突然の不整脈による死亡を引き起こしている可能性があります。
若い運動選手の場合!
若い運動選手における心臓突然死で、最も一般的な原因は以下のものです。
まず、検出されていなかった心筋の肥厚によって、不整脈をもたらすものです。
他の心疾患や大動脈瘤も、若い運動選手の突然死の原因となる可能性があります。
また、比較的まれな原因として、症状のない若い運動選手に未発見の拡張型心筋症が存在していて、激しい運動の最中または終了後に突然死亡するケースもあります。
運動中の圧迫により、心臓への血流が遮断されることで、運動選手の突然死がもたらされる可能性があります。
まれに、痩せている若い運動選手が心臓の直上に衝撃を受けた際に、たとえ心臓に病気がない場合でも、突然不整脈が起こることもあります。
そのような衝撃は、しばしば高速で飛び交う「野球のボール」や「ホッケーのパック」、「ラクロスのボール」や他の選手との衝突によって生じます。
心臓突然死の症状とは?
心臓突然死の症状とはどのようなものなでしょうか?
一部の運動選手には、「失神」や「息切れ」などの警戒すべき徴候がみられます。
しかし、しばしば運動選手はこれらの症状を認識することは難しいかもしれません。
また、認識していても報告をしないで、突然の呼吸停止や失神が最初の徴候になることもあります。
Twitterでの反応!
かなちゃんとペアを解消したけど、
今度はキャシーといっしょにアイスダンスを教えてくれるんだよね、
関西アリーナにお教室つくるんだよね、クリスそう言ったよね!!(´;ω;`)#クリス・リードhttps://t.co/h5Gp6xQBSB
— ももちん☆ (@momochin0801) March 17, 2020
はっ?嘘やろ…
https://t.co/hz8VSj4951— 淡花れい (@tanka_rei) March 17, 2020
え????え??????
え??クリス???え??https://t.co/tXJWfuUYLY— 小塚崇彦(Taka KOZUKA,OLY) (@takakozuka) March 17, 2020
かなちゃんとペアを解消したけど、
今度はキャシーといっしょにアイスダンスを教えてくれるんだよね、
関西アリーナにお教室つくるんだよね、クリスそう言ったよね!!(´;ω;`)#クリス・リードhttps://t.co/h5Gp6xQBSB
— ももちん☆ (@momochin0801) March 17, 2020
ショックすぎ…😢
なんで…? 元気だったし早すぎるでしょ…😭https://t.co/wcVNCyTbup— <モスクワの鐘> (@skatingvenusmao) March 17, 2020
突然死は誰にも可能性があるので、怖いよね……。突然だから身構えることも、予防することもできない……なぜか心臓が止まってしまうんだよな……。
— しおん (@shn72fb) March 17, 2020
心臓突然死か…うちの父親も急に外で倒れて亡くなったからそれと同じかもしれないな…父の場合は原因はよく分からなかった
— よしかわ (@yyyoshi_pppiyo) March 17, 2020
心臓突然死とは、健康だと考えられていた人が、突然に致死的心室性不整脈(心室細動など)に見舞われて、この不整脈が原因で心臓が正常に収縮することができなくなり、脳に血液が循環せず死に至る疾患です。 日本においては、心臓突然死によって年間約6〜8万人が亡くなっています。
— なー (@C2Cl4_) March 17, 2020
心臓突然死とは?クリスリード30歳で早すぎる死、男性は女性の10倍の発症率!のまとめ
心臓突然死とは?クリスリード30歳で早すぎる死、男性は女性の10倍の発症率!ということについてまとめてみました。
クリスリードさんが、心臓突然死でなくなりました。
30歳というあまりにも若い死に、驚きが隠せないですね…。
信じられないです。
ご冥福をお祈りいたします。
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