みなさんは普段どのような寝方をしていますか?
人によって寝やすい寝方ってありますよね~♩
うつ伏せだったりあおむけだったり横向きだったり様々な寝方がありますよね。中にはうつ伏せで寝るのが好きな人もいるでしょう♩
また、あまりに疲れすぎていつのまにかうつ伏せで寝ちゃってた…なんてこともあると思います。
私たちにとって必要不可欠で疲れをとるための睡眠ですが寝方によって実は体を休めれていない、もしくは体に良くない場合があるのです。
せっかく疲れた体を休めるのだから疲れがとれて健康的な寝方をしたいですよね。
そこで今回は、うつ伏せで寝るのは体に悪いのか、体を休めれていないのか?ということについて紹介したいと思います!
うつ伏せ寝とは??
みなさんもご存知の通り、うつ伏せ寝はお腹を下にし布団などに体をつけて寝ることをいいます。
うつ伏せのことを「伏臥位(ふくがい)」と呼ぶこともあります。
うつ伏せ寝といわれれば大抵の人はわかりますが伏臥位ってなに?と思う人は多いかもしれませんね。
ちなみに、うつ伏せ寝とは反対で仰向けで寝ることは「仰臥位(ぎょうがい)」と言います。
犬や猫など私たち哺乳類が寝るとき主にお腹を下にして寝るのが寝やすいと感じるようです。
哺乳類に多いうつ伏せ寝ですが、うつぶせで寝るのは私たち人間だけなのだそうですよ!
うつ伏せで寝るメリットとデメリット
うつ伏せで寝る事が楽だと感じる人や癖になっているという人もいますよね。
普段うつ伏せで寝る事が多い人は、うつ伏せで寝ることは本当に体に悪いのか気になると思います。
うつ伏せで寝るメリットやデメリットはあるのか見てみましょう!!
うつ伏せで寝るメリット
うつ伏せ寝が好きだ…という人は、うつ伏せ寝で寝たあとしっかり体の疲れが取れていますか?
うつ伏せ寝にはどのようなメリットがあるのかということですが、結構メリットがあるんです。
うつ伏せ寝のメリットは以下です。
- 呼吸が楽になる
- 血行不良を予防する
- 疲労の蓄積や老化を抑制する
- 咳を抑える
- 肩こりや腰痛を緩和する
うつ伏せの状態で寝ると、胸が圧迫されますよね。
そうなると、横隔膜が下がり下腹が膨らみやすくなります。
そのため腹式呼吸がしやすくなり自律神経が整うのです。
また、うつ伏せで寝ると、空気の通り道である気道が確保されるので呼吸がしやすくなり熟睡できるだけでなく、いびきや睡眠時無呼吸症候群などの睡眠中のトラブルを防ぐことができます。
そして、呼吸がしやすくなることで酸素の吸収と二酸化炭素の排出がスムーズに行えるようになり血液中の酸素濃度の低下を抑えられ疲労回復を促したり老化防止にも繋がるのです。
普段の仕事での疲れから肩こりがある人や腰痛で悩んでいるという人もうつ伏せで寝ることによって筋肉が緩み肩こりや腰痛といった体の痛みに繋がる筋肉の緊張状態がほぐれるため痛みを緩和することができます。
普段自分の寝やすい寝方で寝ているという人が多いと思いますがこのように、寝方によって健康に関係するメリットがあるのです!
うつ伏せで寝るデメリット
うつ伏せで寝ることには血行不良や老化を予防するなど健康的なメリットがあるということがわかりました。
では、デメリットはどうでしょうか?
うつ伏せ寝にはデメリットもあります。
どんなデメリットがあるのか…というと以下です。
- 息苦しさがある
- 窒息の可能性
- 嘔吐の可能性
- 肩脱臼や骨折の可能性
うつ伏せ寝をしている人の中には息苦しさを感じたことがある人もいるのではないでしょうか?
長時間仕事をしていたり寝る直前までスマートフォンやパソコンの操作をしている人もいると思います。
そうすると交感神経という目覚めをつかさどる神経が刺激されるためこの状態で寝ると起きている時と同じ胸式呼吸のままになります。
胸式呼吸のまま寝ると息苦しさや熟睡できず眠りに支障をきたしてしまうこともあるのです。
また、うつ伏せ寝でそんなことはないだろうと思う人もいると思いますが人によっては窒息・嘔吐・骨折などの可能性もあります。
うつ伏せ寝をすると寝ている間に枕などで口や鼻が覆われると酸素不足になる可能性があります。
うつ伏せ寝での窒息は乳幼児に多いですね。
他にも、食後すぐにうつ伏せで寝ることによって吐き気をもよおすことや、骨の密度が低い人がうつ伏せで寝ると普段あまり使うことのない骨や関節に負担をかけることになるため骨折することもあります。
うつ伏せ寝が楽だという人もいますが、人によってはうつ伏せ寝で体にトラブルを招いてしまうこともあるのです。
うつ伏せで寝るときの注意点
うつ伏せ寝にはさまざまなメリットやデメリットがあるということがわかりましたね。
ではうつ伏せで寝るときどのようなことに注意すればいいのでしょうか?
まず、うつ伏せ寝をするときの顔の向きですが枕に顔を埋めず左右どちらか楽な方に向けて寝るようにしましょう。
腕は体の下に置いてしまうとしびれて睡眠の妨げになるので体のサイドのちょうどいいと感じる位置に起き脚は自然に伸ばします。
赤ちゃんをうつぶせで寝かせる場合
赤ちゃんがうつ伏せで寝るときは大人以上に窒息などの危険があるため注意が必要です。
赤ちゃんをうつ伏せ寝で寝かせるときは、必ず大人の目の届くところで寝かせるようにすることですぐに異変に気付き、窒息などの事故を未然に防ぐことができます。
もし、可能であれば赤ちゃんが寝入ってから仰向けの体勢に変えてあげるといいですね。
柔らかすぎる素材の布団だと赤ちゃんが自分で体を動かしにくいため少し硬めの素材のものを選ぶようにしましょう。
うつ伏せ寝は体に悪くない!
うつ伏せで寝るということについて紹介してきましたが結論からいうと、私たちにとってうつぶせで寝ることは体に悪くはありません。
なぜならうつ伏せ寝は体に負担がない寝方と言われており、私たちにとって自然な寝方だからです。
また、記事内で紹介したようにうつ伏せ寝にはメリットがたくさんあり、疲れをとるのにおススメな寝方といえます。
うつ伏せで寝るのは体に悪い?体は休めれていない?まとめ
- うつ伏せで寝ることを伏臥位(ふくがい)ともいう
- 仰向けは仰臥位(ぎょうがい)という
- うつ伏せ寝にはメリットがたくさんある
- 呼吸が楽になる・血行不良を予防・老化防止など
- 赤ちゃんがうつぶせで寝るときは注意が必要
うつ伏せや仰向け、横向けなど人によって寝やすい・楽だと感じる寝方は違いますよね~!
うつ伏せ寝が苦しそうだと思う人もいれば、うつ伏せ寝が一番寝やすいという人もいると思います。
うつ伏せ寝には、意外と知られていないメリットがたくさんあります。
どんなメリットか…というと呼吸が楽になる・血行不良を予防する・老化防止など健康にいいのです。
その反対にデメリットもありますが、私たちにとってうつぶせで寝ることは健康に良く自然な寝方といえます。
ただ、赤ちゃんがうつぶせで寝るときは窒息などの事故を起こす危険性があるので注意が必要です。
赤ちゃんをうつぶせで寝かせるときは必ず大人の目の届くところで寝かせるようにすることで思わぬ事故を未然に防ぐことができます。
また、柔らか目な布団だと赤ちゃんが布団に埋もれてしまう可能性もあるため少し硬めのものにしておくことをオススメします。
赤ちゃんが寝入ったら仰向けの体勢に変えてあげるといいですね。
この記事ではうつ伏せで寝ることについて紹介してきましたが人によって寝やすい寝方はさまざまです。
自分が一番楽な体勢で質のいい睡眠をしたいですね♩
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