【ネタバレ】サブマリン「伊坂幸太郎」第1章のあらすじと感想!家庭裁判所調査官と罪を犯した未成年の物語!

人気作家・伊坂幸太郎が複雑で多様化する未成年犯罪をテーマに描く!読み終えた時、あなたは何を感じるか?

悲惨な死亡事故を起こした少年は、過去にも交通事故と深い関わりが?家庭裁判所調査官の奮闘と未成年犯罪者の今後・・・

 

今回は伊坂幸太郎さんの「サブマリン」第1章のあらすじとネタバレ、感想を紹介していきます!

家庭裁判所調査官と罪を犯した未成年の物語となります!

スポンサーリンク

【ネタバレ】サブマリン伊坂幸太郎第1章のあらすじと感想!家庭裁判所調査官と罪を犯した未成年の物語!

家庭裁判所調査官は、罪を犯して逮捕された未成年の容疑者と面談をしたりその後の観察を担当したりする仕事です。

家庭裁判所調査官の武藤と陣内は、無免許で車を運転して人を撥ね、死亡させるという事件を起こした19歳の少年の担当になることに。

 

事件は大々的に報道され、今や社会で注目の的に。武藤は面倒なことはあまりしたくない性格ですが、同時に心優しく生真面目で断れない性格。

そういう性格を知っている上司の陣内はいつも武藤に何かと押し付けています。

 

陣内は自由奔放でどこか掴みどころのない性格。

武藤は陣内にほとほと呆れているようです。

 

無免許運転で死亡事故を起こした19歳の少年、棚岡佑真は武藤が何を聞いても「はい」しか答えず、事件のことについて何も語ろうとしません。

陣内は武藤に丸投げしますが、棚岡の過去を知って少しずつ事件に興味を示します。

 

棚岡は以前にも車を盗んで無免許で運転していたことが明らかになり、更には彼が幼い頃に両親を交通事故でなくしたという事実も明らかになります。

一体なぜ無免許運転を繰り返すのか?

 

武藤と陣内は事件の背景を調べていくことになります。

事件が起きたのは早朝、人通りの少ない交差点。見晴らしは良く、事故が起きにくい場所のように思えました。

 

事件の目撃者がいるという情報を得た武藤は現場に行くことに。

そこで盲導犬を連れた男性に会います。

 

目撃者は犬を連れていたという情報から、彼がその人物だと武藤は考えますが、話を聞くと彼はただの野次馬で、目撃者ではありませんでした。

彼の名前は永瀬といい、話を続けると、彼は友人に頼まれてここに来たという。

 

その友人はなんと武藤の上司・陣内だったのだ。

陣内は、事故の目撃者が犬を連れていたということから、同じように犬連れの永瀬が現場周辺を歩いていれば目撃者となんらかの接触が出来るのではないかと考えたのでした。

 

武藤は新たな情報を手に入れ、彼の伯父に会いにいきます。

彼は事故で両親を亡くしているため、小さい頃から伯父夫婦と生活していました。

 

叔父の棚岡清は大学の教授で、佑真の事故の影響を受け仕事を休んでいました。

武藤は思い切って清に質問します。

 

「佑真君は、過去に交通事故に巻き込まれていますよね?」

「両親が、ですね。高速道路で。」

「いえ、その後です。佑真君が小学生の時。」

清は驚いた表情をし、すぐに苦笑しました。

 

「すいません、隠していた訳ではないですが。佑真にとってもあまり良い思い出ではないので抜け落ちていました。」

10年前、信号待ちをしていた小学生3人組に暴走した車が飛び込み、そのうち1人が死亡するという事故が起きました。

 

生き残った2人のうちの1人が、棚岡佑真だったのです。

彼は事故で両親だけでなく大切な友達も失っていました。

 

武藤は再び棚岡佑真と面談をすることに。

なぜ佑真は2度も大切な人を交通事故で失っていながら、自身が交通事故の加害者になってしまったのか。

 

車の恐ろしさを誰よりも知っているであろう人物が、どうして無免許運転を繰り返していたのか。

謎は深まるばかりでした。

 

佑真に過去の事故について話をしてからというもの、彼は「はい」以外の言葉をようやく話すようになります。

「伯父さんは、僕のせいで大変になっているのではないか。」「迷惑をかけてばっかだ。」と、家族を思いやる一面を武藤は知ります。

 

武藤は棚岡佑真の事件を担当する最中、他の担当する少年の面談に行くことに。

高校生の小山田俊は、有名進学校に在学しているが、引きこもって家でパソコンばかり触っている。

 

高校生ながら事件を起こし、その後は武藤が定期的に家に訪れ面談を行っている。

「死ね」と書かれた紙がいきなり家に送りつけられるという事件が連続して起きました。

 

不特定多数に送りつけられていることから、瞬く間に社会の注目の的に。

脅しではなく本当に事件が起きるのではないかと思われた矢先、犯人が自首したのです。

 

それが当時高校1年生の俊でした。

俊は不特定多数の人間に脅迫状を送っていたわけではなく、送りつけた相手は過去に企業や人物に対して脅迫を行っていたことが明らかに。

 

つまり、俊は脅迫者を脅迫していたのでした。

「脅迫した人が逆に脅迫されたらどういう反応をするのか気になった。」という動機から、調査官が定期的に面談を行うことになります。

 

以上、1章のあらすじとネタバレでした。

この後、棚岡佑真の事件が徐々に明らかに。

 

そして、小山田俊のある行動がきっかけでまた別の事件が?徐々に繋がっていく点と点。

衝撃の展開が待ち受ける。

【ネタバレ】サブマリン「伊坂幸太郎」第1章まとめと感想!事件の背景が徐々に明らかに。様々な事柄は、全て伏線なのか?

「サブマリン」の第1章のあらすじとネタバレでした。

家庭裁判所調査官というあまり馴染みのない職業に焦点が当てられた作品です。

 

私もこの職業を全く知らなかったのですが、この作品を読んで少しだけ理解することが出来ました。

少年犯罪は複雑で多様化しており、大変興味を抱きました。

 

次章からは更に事件の謎が明らかになります。

全ての事実を知った時、武藤や陣内は何を思うのか。

 

お楽しみに。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

5 × 1 =