最近では、旅行や仕事での出張などで交通手段として新幹線を利用する人も多いのではないでしょうか?
車で行くと何時間もかかる所でも新幹線だとすぐに到着するので便利ですよね~。
新幹線に乗るには指定席と自由席がありますが指定席を利用する人も多いですが、中には指定席を利用せずに自由席を利用するという人もいるでしょう。
でも、どこからが自由席なのか分からずに間違って指定席に座ってしまうといったこともあるかもしれません。
また、自由席が満席だけど指定席には空席があるという場合もありますよね。
そこで今回は、新幹線で間違えて指定席に座ってしまった場合は罰金されるのか…ということについて紹介したいと思います。
指定席に座る客が多い?
長期休みに新幹線を利用する人が多く、帰省やユータンラッシュなどニュースでも度々目にしますよね。
この交通機関が混雑する期間は、お客さん同士のトラブルが起こることもあるのだとか。
なぜかというと、指定席が原因となっているようです。
電車などでも満員電車で長時間立ち続けるのってなかなかしんどいですよね。
これから旅行、もしくは旅行帰りってときに立ち続けるてそれだけで体力を消耗してしまいますよね、、、。
新幹線の場合、指定席を取っていれば自分の席として確保されているので、立ち続けるということにはなりませんが、座れるだろうと思って自由席にしても混雑期間は座れないということは珍しくありません。
自由席は満席だけど指定席には空席がある…そんなことも珍しくないそうです。
せっかく空いてるから座っちゃおう!と座って切符を持っている乗客が来ても結局譲らずにトラブルになることもあるのだとか…。
自由席券で指定席に座ると罰金になる?
自由席は満席だけど指定席は空いている…そんな状況になれば座りたいと思ってしまいますよね~。
ですが、実際に自由席券しか持っていないのに指定席に座ってしまった場合違法または罰金になってしまうのでしょうか?
誰も座ってないんだからいいのでは?と思う人もいると思いますが実際はどうなるのか気になりますよね。
場合によっては民事上の責任を問われることもあるようです。
新幹線を利用する全ての乗客はJR各社と旅客運送契約を締結することになり、旅客営業規則という約款に基づいています。
自由席の券しか持っていないのに指定席に座るということはルール違反とみなされるのです。
グリーン車の座席に座った場合は?
自由席の券しか持っていない乗客が指定席に座ってしまうと民事上の責任を問われる場合があるということがわかりましたね。
では、グリーン車の座席に座った場合はどうでしょうか??
自由席の券しか持たない乗客がグリーン車の座席に座った場合は、無断利用とみなされ「鉄道営業法違反」となることがあるようです。
鉄道営業法の29条2号に、鉄道会社係員の指示がないのに乗車券に記載された席より優等な座席に座った場合、刑罰が科せられる可能性があるといった内容が書かれています。
これに違反した場合、どのような刑罰が課せられるのかというと罰金2万円ほどになるそうですよ。
たかが空席に座っただけ…のはずが思わぬトラブルになる可能性があるので指定席やグリーン車に空席があったとしても座らない方がいいといえるでしょう。
せっかくの楽しい旅行のはずが、民事上の責任を問われる…なんてことになるのは、避けたいですよね~。
簡単に言うと必要な代金を払っていないのに指定席やグリーン車の座席に座ることは違法ということです。
間違って座ってしまった場合は?
混雑していないときでも、自分の席かわからなくてうっかり席を間違えていた…なんてこともありますよね。
間違って指定席に座ってしまっていた場合、車掌さんに切符を拝見させて下さいと言われるでしょう。
なぜなら、車掌さんが持っているケータイ型端末機器には全ての座席の情報が入っています。
新幹線の自動改札を通った時点で、改札から車掌さんが持つ端末にその情報がいくようになっているのです。
そのため、きちんと自分の席に座っている人に対しては切符の確認をしなくてもいいようになっています。
しかし、車掌さんは端末を見れば間違って座っている人はすぐに分かるので声をかけられることになるでしょう。
その場合は、間違ってしまった事情を説明して車掌さんの指示に従いましょう。
ネット上での声
インターネットで調べてみると指定席に座られたことに対する批判の声がいくつか見られました。
どんな意見があるのか少し紹介しますね。
これ本当に多いからいい加減にしてほしい。
人の指定席に座る、大抵はすみませんの一言もなし。
間違って座ってすみませんて言える人は勝手に座らないよね。
契約もしてないのに指定席に座るという発想が理解できない。
誰も借りてなさそうだからと月極駐車場に無断で止めるようなもの。
自由席は席を確保しない条件で値引きしてもらってるんだから指定席に座るなんて論外!
指定席の乗客はお金を払って席を確保しているんだから座りたかったらお金を払えばいいのに
ごもっとも…と思ってしまう意見がたくさんありますよね~。
どうしても座りたいなら自由席の券ではなく、前もって指定席をとっておくことをおすすめします。
指定席を予約して乗り遅れた場合は?
お金を払って指定席を予約したのに新幹線に乗り遅れてしまった…そんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか??
せっかく指定席を取ったのに…となりますよね。
払い戻しができるのか、他の列車で再度使えるのか…と考える人もいるでしょう。
しかし、指定席を予約して乗り遅れてしまった場合は残念ながらそのチケットは無効となり払い戻しをすることもできません。
指定席の券を購入する際に予約した席は、あくまでも予約した列車のみ有効となっているので乗り遅れなどには十分に注意しましょう。
払い戻しなどがないため、乗り遅れて新幹線に乗る場合は再度チケットを買わなければいけなくなります。
新幹線で間違えて指定席に座ってしまった場合は罰金される?まとめ
- 指定席に座ると民事上の責任を問われる場合も
- 鉄道営業法違反になる
- 罰金は2万円ほどになる場合も
- 指定席を予約して乗り遅れてしまった場合は払い戻しなどはない
旅行や仕事での出張に行く機会が多いという人もいるのではないでしょうか?
その交通手段として新幹線を利用する人もたくさんいるでしょう。
車で行くとかなり時間がかかる場所でも新幹線だと移動時間を短縮できて便利ですよね。
新幹線に乗る時必ず座れる指定席を予約する人もいますが中には自由席を選ぶ人もいるでしょう。
自由席で座れると思っていても満席になっているということも珍しくありません。
そんなとき指定席に空きがあれば座ってしまいたいと思う人もいると思いますが指定席が空いていてもチケットなしで指定席に座ることはできません。
最悪の場合、民事上の責任を問われることもあるようなので注意しましょう。
必ず座りたいのであれば前もって指定席を予約しておくことをおすすめします。
また、間違って座ってしまった場合も、車掌さんがもつ端末機に全てのデータが入っているので乗車券の拝見をされる場合があります。
新幹線の自動改札を通った時点で、改札から車掌さんが持つ端末にその情報がいくようになっているのです。
なのでもし自分の席がわからない場合は、先に
車掌さんに席を聞くようにすると安心ですね!
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