10月31日に起きた首里城全焼。
実は首里城は過去になんども火災にあい、そのたびに再建してきています。
今回の首里城全焼の再建に何年かかるのか?費用や過去の火災情報などをまとめて紹介していきます!
首里城の再建は何年かかる?
首里城ですが、実は1945年の沖縄戦で守礼門から正殿まですべてが全壊・消失しています。
その後10年間は「首里城跡地」ということで何もない状態になっていましたが、1957年から職人によって復旧が進められます。
再建開始したのは1957年。
その後地道に職人さんが再建を続けて1992年に完成しています。
つまり、再建には職人さんが集まったとしても35年という月日が必要になるということですね。
また、再建するまでに現状の処理も必要になりますし、再建費用のでどころを決めたり、中国との調整も必要になりますので、40年はかかるでしょう…。
首里城が完全に再建されるのは2060年ごろになりそうです。
首里城の再建にかかる費用は?
首里城再建に必要となる費用ですが、1957〜1992年にかけて復元された際には「90憶円」ほど必要になったとのことです。
かなり費用ですね…。
これは沖縄本島の税金だけでは集めることはできませんし、日本全体である国の税金からもってこないと集めることが不可能な数値です。
国全体を見ると少子化だったり、労働環境の改善だったり、高齢者の医療負担だったり、増税での冷え込みだったりとかなり厳しい状況になっていますので、首里城再建はあとまわしにされてしまいそうですよね…。
首里城の再建と過去の火災情報まとめ!
沖縄県の首里城で火災が起きたとのことですhttps://t.co/JWQZdoQRRK
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) October 30, 2019
首里城の再建の歴史をみると、
1453年 琉球王朝内部の王位継承権争いによる戦争に巻き込まれて炎上(正殿)
1660年 火災で炎上(正殿)
1709年 火災で炎上 (正殿、南殿、北殿)
1945年 沖縄戦で守礼門から正殿まですべてが全壊・消失。その後1957〜1992年にかけて復元される
2019年 火災で炎上(正殿) ←New!!
となります。
実は今までも何度も火災に合い、復元されてきたのがわかりますね。
今回の全焼は過去の火災の中でも一番ひどく再建までにかなりの時間を有することになります。
首里城への募金などありましたら積極的に参加していきたいですね。
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