「気功」について、詳しくご存知ですか?
聞いたことはあっても詳しくは知らない方も多いのではないでしょうか?
そこで、中国で4000年も昔から引き継がれている、「気功」についてご紹介していきたいと思います。
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気功はどういうものなのか?
気功は、人間の体内に流れている気を、独特な動作をすることにより、外部から取り込んだり、内部で循環させたり、他のものに分け与えたりして、体の調子を調えたり、気分を安定させたり、能力の開発に役立てたり、他人を治療したりするための技術であります。
気は人間の体から出ているので、科学的にあるか無いのか証明できるものではありません。
それゆえ科学信仰主義の人からすれば、オカルトで信憑性の乏しいものとして、認識されてしまいます。
気の有無を確かめるには、自分自身で気功を繰り返して、体感する経験を何度もするしかありません。
私は色々な気功に関する本を読み漁り、気功を実践したり、気に関する動画を視聴したり、気攻の道場にいって、直接教えてもらうことを繰り返すことで、気は現実に存在するということを認識できるようになりました。
気功をすることで何の効果が期待できるのか?
気功をすることで、どのような効果を期待することができるのでしょうか?
- 感情が落ち着き、リラックスして怒りや不安の気持ちが緩和され、前向きな状態で過ごせるようになります。
- 身体の中に流れる気の巡りが整って、毎日健康で気力が充実し、病気にかかりにくくなります。
- 気の感覚がみががれていき、環境とよく馴染み、人との交流が上手くいくようになる、自然体でいられるようになります。
- 自分の人生に気の概念が新たに加わり、世界観が幅広くなる、生きることがより面白くなります。
- 自分で気を操れるようになり、怪我を自分で治療したり、他人を治療したりすることができるようになります。
気功のやり方
気功のやり方についてご紹介します。
気功をする時間帯
気功をする時間帯は早朝が一番よく、午前3時から5時までの間が一番良いといわれています。
しかし実際この時間帯は日本では外は暗い状態で気功はやりずらい所が有ります。
私は毎日午前6時から午前8時まで気功を行っています。
外の自然に囲まれた環境が理想
気功を行う場所は家の中より、外の自然に囲まれた環境が理想です。
毎日外の気の感覚は変わります。
それを味わいながら気功をすることで、気の感覚が磨かれていきます。
大きな木があるとなお良いと考えられます。
姿勢の保ち方
【立ち方】
大人になると尾てい骨が固まって、気の巡りが悪くなっているので、尾ろ関を通すために、両足を平行にして、肩幅くらいに開いて立ち、上半身の体重をそのまま足に伝え、腰の力を抜く要領で立つと、腰がリラックスでき、気の通りがよくなります。
背骨をリラックスしてのばすには、細い糸で頭がつるされ、体が下のほうにぶらさがっているようにイメージすれば、背骨はリラックスできます。
夾脊関を通すために肩の力を抜いて、胸を張らず背中の筋肉を左右にやや広げます。
【首や頭の状態】
玉枕関を通すために顎をのど側にやや引きます。
任脈と督脈をつなぐために、上下の歯は軽く合わせ、舌先を自然に上の歯茎につけます。
視線の調節を通して、意識を上丹田から下に導き、中丹田の場所を経由して下丹田にたどり着く。
これを三田合一とよびます。
【みぞおちをゆるめる】
両手中指戸尖を鳩尾と呼ばれるツボに押し込む際、呼気とともに行う。
前屈とともに行う。
さらに、力を用いないようにします。
【肩を緩める】
あごを引き、頭を自分の左腕の下に突っ込むよう左斜下方に傾げ、そのまま肘下にもぐりこむように伸ばしながらさらに左手首下のほうに突き出します。
【背中に湧泉】
背中に湧泉とよばれる、気が湧き出るポイントがあります。
ここをしっかり機能させるために、背中は地面と直角に垂直方向に平らになることを意識します。
背中をへっこませたり、折り曲げる癖がある人は注意が必要です。
意識の持ち方
気功の動作によって、細かいところは違いが有りますが、どの動作でも、基本は丹田(臍の下あたりの大きなエリア)に気が集まることをイメージします。
呼吸のしかた
気功で用いられる呼吸法のことを「調息」とよびます。
【呼吸】
口は閉じ、鼻で、できるだけ細く、長く、ゆったりと、呼吸します。
【逆腹式呼吸】
- お腹をへこませながら、ゆっくりと息を吸い、5秒ほど息を止めます。
- お腹をふくらませながら、ゆっくりと息を吐き出します。
※できるだけ細く長くゆったりと繰り返すように心がけます。。
気功で危険なことは無いのかどうか?
気功にあまりに熱心に取り組んでいると、偏差と呼ばれる、気の巡りのバランスが悪くなることが原因でおこる障害が発生する可能性が有ります。
よく発生する異常反応をまとめて述べると次のようになります。
- ①めまい、頭痛、頭が重い。
- ②胸苦しさ、胸痛、両脇痛。
- ③腹部膨満、腹筋のだるさ。
- ④動悸。
- ⑤腰、背中が凝っていて痛む。
- ⑥体の冷え。
- ⑦丹田の過熱、身体の過熱、口が渇く。
- ⑧身体が揺れ動く。
- ⑨疲労感。
- ⑩暫時失眠。
異常が反応が現れるのは、そのほとんどが練功が不適当なためであり、正しく対処しなければなりません。
まとめ
気功は最近の日本の悪い習慣、例えば、夜遅くまで、パソコンやスマートフォンを操作することによって起こり得る害を緩和することに役に立つ技術と考えられます。
パソコンは自分の意思どうりに何でも動きますので、これに慣れてしまうと人間や動物もそうならないといけないと考えてしまい、人は自分の思うどうりに動かないという当たり前の感覚を忘れてしまいます。
その一方で気功は自分の体や心と向き合う行為なので、人間や動物に対する洞察力が養われます。
他人に対しても自然と思いやれるようになれます。
それ以外に気功に取り組むことで、気力や体力を養い、いつも元気な状態で病気にかかりにくくすることが可能になります。
気功には日本の医療で主流となっている西洋医療を補う役割が有ります。
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